歯科技工士の転職

歯科技工士の転職は、主に以下の様な理由が挙げられます。

• ・技術・知識を身につけ、歯科技工士の専門性を高めたい
  （Cr-Br系、デンチャー系、矯正、インプラント上部構造など）
• ・ラボ勤務の為、エンドユーザー（患者様）に近いところで働きたい
  （歯科技工所⇒院内ラボ希望）
• ・院内ラボ勤務の為、義歯修理やTeKばかり。キャストを経験したい
  （院内ラボ⇒歯科技工所希望）
• ・育児が少し落ち着いてきたので、限られた時間の中で経験を活かしたい
• ・入局する前の条件と、何だか話が違ってきた
  （勤務時間、給与、業務内容など）

歯科技工士の求人

歯科技工士の求人は歯科技工所・歯科医院に関しては代表者を含めて数名の個人開業から複数拠点を保有している大手まであります。
選択ポイントは主に自分の任される業務内容≧環境（人間関係・安定感など）で決める事が多いようです。

＜求人情報の収集＞

• ・知人（Dr.や先輩DTなど）の紹介
• ・求人サイト、雑誌などを利用し、自力で情報収集
• ・人材紹介を利用

転職事情

歯科技工士は国家資格・独占資格でありながら、給与水準と職場環境の好転がなかなか見込めない職種です。
歯科医院の景気と連動してしまう為、差別化を図らないと、歯科技工所自体の生き残りが厳しくもあります。
その中でポーセレンやデンチャーなどの有資格者用専門校でさらなるスキルアップを図る方や、時間的な安定を求めて院内ラボ（歯科医院内の技工スペース）を探される方が、今後も増えて行くでしょう。
また、インプラントなど歯科機器・機材メーカー・商社などでの職種知識を活かした営業職などの需要もあり、その中で今後は、歯科技工技術だけでなく対人スキルもより要求されてくるでしょう。