薬剤師の転職

薬剤師の転職としてあげられるのが、「結婚・出産・育児・介護などプライベートな問題」「仕事内容の不満」「労働条件(労働時間・休日）の不満」「職場の人間関係」などです。
また、近年ではこれまで調剤を経験されていなかった方が調剤業務を希望しての転職や、スキル・キャリアアップとして「各専門薬剤師」の取得を目指しての転職や、在宅業務をされたいといった理由での転職も増加傾向にあります。

薬剤師の求人

薬剤師求人の情報収集元で多いものとしては、「インターネット求人・転職情報サイト」や「ハローワーク」「知人・友人・家族の紹介」「薬局・企業のホームページ」「新聞や折り込みの求人広告」「人材紹介・派遣会社」「薬局店舗の掲示物」などとなっています。
転職の内訳は、調剤薬局から調剤薬局への転職が最も多く、続いてドラッグストア、病院、製薬企業から調剤薬局となっています。
他の業種から調剤薬局に流入している構図になっており、逆に調剤薬局から製薬企業など他業種への薬剤師転職は多くありません。
企業への転職（製薬企業、CRO等）は経験者が優遇されますが、未経験の場合は難易度が高くなっています。

転職事情

薬剤師の転職は売り手市場と言われて久しいですが、数年前をピークに緩和傾向が見られます。実際に平均年収も少しずつ減少していますし、東京・大阪などの都市部では充足しているエリアも多くなってきました。ただ、今年はまだ6年制薬剤師で通常の卒業生が出ませんので一時的にですが求人は増えています。業界では、圧倒的に調剤薬局・ドラッグストアでの求人が多く、製薬企業・病院の求人は横ばいです。転職を考えている方は、今年がチャンスと言えるかもしれません。